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喉が痛い!ボイトレや歌った後の痛み・かゆみ・違和感・かすれる・かれる症状の対処法

喉の痛みの対処法   17,404 Views

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ボイトレや歌った後に喉が痛くて困っていませんか?

ボクはこれまでに1000人以上の声や歌とボーカルコーチングのセッションを通して向き合って来ました。

その中でも、ボイトレや歌った後に喉が痛くて困っている方は、実はとっても多いのです。

そこでこの記事では、喉の痛みに対する対処法をいくつかご紹介していきます。

ですが、対処法をお伝えする前に、まず知っておいて欲しいコトがいくつかあります。

歌った後に喉が痛くなる原因は大きく分けて3つあります

ボイトレや歌った後に喉が痛くなるといっても、その原因は実はさまざまです。

ですので、以下に3つの原因について大きく分けてまとめてみました。

  • 喉や声帯に何らかの病変や病気がある
  • 喉周りの声を出す筋肉の動きが良くない
  • 歌い方が良くないので喉に負担がかかっている

これらの3つの原因に対してそれぞれ対処法が異なりますので、以下にそれぞれの対象法について解説して行きます。

ポリープや結節などの病気や声帯の病変は耳鼻咽喉科などの病院での治療が必要

歌った後に喉が痛くなる原因としてあげられるのは、喉や声帯に何らかの病変や病気がある場合です。

「ポリープ」や「結節」などの声の病気が、歌った後やボイトレ後の喉の痛みを発生させる場合があります。

これらは、どんなに優秀なボイストレーナーや歌の先生でも耳で聞き分けるコトはとても難しいです。

ですので、喉の痛みや違和感がひどい場合は、できるだけ早めに耳鼻咽喉科などの病院にて診察と治療を受けるコトをオススメします。

喉周りの声を出す筋肉の動きが良くない場合も歌った後に痛みや違和感を感じます

喉や声帯に病変や病気がないことが確認できても、歌った後やボイトレ後に喉に痛みや違和感を感じる場合があります。

そのような場合には、喉周りの声を出す筋肉の動きが良くないという症状が考えられます。

ですが、喉周りの声を出す筋肉を自分でマッサージしたりトレーニングするコトはとても難しく、時には危険な行為にもなりえます。

なぜなら、喉周りの声を出す筋肉はとても繊細で、まだ解明されてない部分が多いので専門的な知識が必要です。

東京・白金台に声の筋肉専門の治療院である「ボイスケアサロン」があります。

ボクは定期的にコチラで筋肉のメンテナンスを受けていますので、気になる方は施術を受けてみてください。

歌い方が悪くて喉や声帯に負担がかかっている場合は歌い方を変えましょう

喉や声帯に病気や病変もなく喉の筋肉の動きもスムーズで問題がない場合は、歌い方が良くないコトが原因で喉が痛くなっているコトが考えられます。

そのような場合は、歌い方を根本から変えて行くコトで喉の痛みや違和感を取り除くコトができます。

ですが、歌い方が悪い原因もまた人それぞれで様々な原因が考えれれます。

そこで以下に、それぞれの原因に分けて効果的なアプローチについて解説して行きます。

歌い方を変える方法やアプローチは原因によって変わります

喉の痛みや違和感を取るために、歌い方を根本から変える必要がある場合は多いです。

ですが、その原因によって、歌い方を変えるためのアプローチがそれぞれ違ってきます。

ですので、まずは「アナタの歌い方が悪い原因が何なのか?」を知る所からはじめましょう。

喉の痛みや不快感を作る「良くない歌い方」の原因は主に3つあります

歌った後の喉の痛みや不快感を作ってしまう「良くない歌い方」の原因として考えられるのは、主に以下の3つのパターンです。

  • 誰からも習ってない自己流の歌い方が良くない
  • ボイストレーナーや歌の先生から教わったアプローチが良くない
  • 良いアプローチで先生から教わっているけど練習の方法がよくない

実はそれぞれの原因によって、歌い方を変えるためのアプローチが異なって来ます。

そこで、以下にそれぞれの原因についてのアプローチについて詳しく解説して行きます。

自己流の歌い方で喉の痛みを感じる場合はボイトレや歌のレッスンを受けましょう

自己流で誰からも歌のレッスンやボイストレーニングを受けない場合、歌い方が良くなくて喉を痛めたりするコトが多いです。

なぜなら、自己流では歌声を客観視するコトが難しく、無理に声を出していても気づきにくいからです。

ですので、自己流で歌を練習していた結果として、歌った後に喉が痛くなったり不快感が出てくる場合はボイトレや歌のレッスンを受けるコトをオススメします。

以下の記事にボイトレの選び方についてまとめてあるので参考にしてみてください。

ボイトレの選び方でオススメな方法!評判?効果?個人?スクール?教材?東京?大阪?

ボイトレや歌のレッスンを受けた直後に喉が痛い場合は先生を変えましょう

自己流ではなく、ボイストレーニングや歌のレッスンを受けている場合にも、レッスン直後に喉が痛かったり違和感を感じる場合があります。

体調が悪い時や風邪をひいている場合は別として、調子が良い時に頻繁に喉が痛くなる場合は先生を変えた方が良いかもしれません。

その理由については以下の場合がとても多いです。

  • 先生のアプローチとアナタの声との相性が良くない
  • 先生のアプローチが喉を痛くする間違ったモノである
  • 先生のボイストレーニングの知識や技術が未熟である

いずれの場合にも、その先生の元でいくらレッスンを受け続けても、歌った後の喉の痛みや不快感が消えるコトはありません。

ですので、

もっと自分の声に合ったアプローチの的確な先生から習うコトをオススメします

良い先生に習っているのに自分の練習の方法が悪い場合の解決法とは?

とっても評判や口コミが良く、知識や技術もしっかりしている素晴らしい先生に習っているのに、歌った後に喉が痛く不快感を感じる場合があります。

そんな場合はほぼ間違いなく、自分で自宅で練習する方法が悪いコトが原因となっています。

そのようなケースでは、是非ともアナタの先生に自宅での練習方法にて相談してみると良いです。

また、以下の記事に自宅での練習方法についてまとめてあるので参考にしてみてください。

自宅でボイトレ!簡単で効果的な練習方法とは?高音・低音・声量に効くやり方のまとめ

喉が痛くなりやすいボイストレーニングの3つの注意点とは?

腹式呼吸への意識や腹筋に力を入れるコトを重視すると喉が痛くなります

多くの方が勘違いをしているのですが、腹式呼吸への意識や腹筋に力を入れるコトを重視すると喉が痛くなってしまいます。

その理由は、声帯は粘膜で出来ていてとっても小さいので、腹筋や腹圧を伴った腹式呼吸だと刺激が強すぎるからです。

また、本場アメリカのボイストレーニングでも腹式呼吸への意識を手放して腹筋の力を抜くようにと何度も繰り返し指導されました。

以下の記事に腹式呼吸や腹筋について詳しくまとめてあるので参考にしてください。

腹式呼吸や腹筋は歌唱力に関係ない! カンタンに歌が上手くなる3つのコツ!

ボリュームの大きい声や声量を頑張って出そうとすると喉が痛くなります

腹式呼吸や腹筋と並んで、喉が痛くなってしまう原因としてあげられるのが、声量やボリュームの大きい声を頑張って出そうとするコトです。

先にも書きましたが、声帯は粘膜で出来たとても小さい器官です。

ボリュームや声量を上げるために頑張って声を出してしまうと、その小さな声帯に負担やダメージを与えてしまいます。

ですので、声量を無理して出さないために以下の記事を参考にしてみてください。

声量をあげるために効果的なトレーニングとは?腹筋・肺活量・息の量・歌い方のまとめ

自分の声に適切なキーを選んで歌えてない場合は喉が痛くなりやすいです

どんなに完璧な声の出し方をしていたとしても、ある状況に陥っていると喉が痛くなってしまいます。

その状況とは、自分の声に適切なキーを選んで歌えてないという状況です。

この状況から脱して喉が痛くならないように歌うためには、自分の声に最適なキーを選んで歌えるようになるコトがとても大切です。

ですので、以下に自分の声にあった最適なキーを見つける方法を詳しく解説して行きます。

自分の声にあった最適なキーを見つけるために必要なコトとは?

歌った後の喉の痛みや不快感を防ぐためには、自分にあった最適なキーで歌うコトがとても大切です。

そしてそのためには、自分という楽器の音域について詳しく知るコトが必要不可欠なのです。

ですので以下に自分にあった最適なキーで歌うためのポイントについて詳しくまとめて行きます。

高い声や高音は自分がラクに出せる範囲でボイストレーニングをしましょう

歌を志す方には、高い声や高音に憧れる方がとっても多いです。

その結果として、ついつい自分という楽器の音域を超えて無理をして頑張って練習してしまう場合が多いです。

そのような場合には、どんなに正しいボイトレのアプローチを用いても喉が痛くなったり不快感を感じてしまいます。

ですので、自分がラクに出せる範囲のみで高い声や高音のトレーニングを行うようにしましょう。

以下の記事に高い声についてより詳しくかいてあるので参考にしてみてください。

高い声の正しい出し方とは?苦手でも簡単に無理なく安定した高音を歌うための練習法

低い声や低音には生まれ持った限界があるので無理をせず練習しましょう

高い声は比較的音域を伸ばすコトが可能ですが、低い声や低音に関しては生まれ持った限界があります。

たとえどんなにトレーニングを積んだとしても、その限界以上の低い声を出そうとすると、喉を痛めたり声が割れてしまいます。

ですので、ボイトレや歌の練習をする際には、その低音の限界を超えないように無理せずトレーニングを行うコトがとても大切です。

以下の記事に低音について詳しく書いてあるので参考にしてみてください。

低音の音域を広げる練習方法とは?安定した低音で歌うコツと上達するトレーニング法

自分の適切な音域を知って無理をせずに音域を広げるトレーニングをしましょう

音域を広げるトレーニングを積む場合に、喉の痛みや不快感に苛まれる場合が多いです。

なぜなら、先にも伝えましたが、高音と低音の両方に関して自分の限界を超えて無理をしてしまいがちになるからです。

ですので、まずは自分にとっての適切な音域を知るコトが大切なのです。

以下の記事で音域について詳しく書いてあるので参考にしてください。

音域を広げる効果的なトレーニングとは?オススメの方法と高音&低音の違いのまとめ

まとめ

歌った後やボイトレの後に喉が痛くなったり不快感を感じてしまうコトって、歌を志す人であれば1度や2度は体験したコトがあるハズです。

やはり歌った後の喉の痛みや不快感って、誰もが感じたくない大きな問題の1つなのです。

ですが、この記事の内容を読むコトで、歌った後の喉の痛みや不快感の原因を理解して取り除くコトが可能になります。

「歌声」はこの世で1つしかない大切な楽器で交換が効かないモノです。

この記事を良く読んで、歌う時になるべく喉や声帯に負担がかからない歌い方を習得してみてください。

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音楽の本場アメリカにて7年間ずっと本格的な音楽やボイストレーニングの経験を積んできました。

また、アメリカ・ボストンのバークリー音楽院で勉強し首席で卒業するコトができました。

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ライター紹介 ライター一覧

小杉圭佑(けー先生)

小杉圭佑(けー先生)

バークリー音楽院を首席で卒業。アメリカ式のボイストレーニングに心理学のアプローチを混ぜ合わせた「ボーカルコーチング」のワークショップやセッションを日本全国で開催。自身のライブ活動も精力的に行なっている。

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